骨と振動/超音波

大リーグの松井選手が骨折した時、治療の際に定期的にある一定の超音波を与え続けて(*1)治りを約40%も早くできたそうです。

 

人間の耳は普通20,30ヘルツ~2万ヘルツくらいまでの振動(音)を聞くことができ(*2)、犬や猫はそれ以上の音を聞くことができます(*3)が、骨折部分に当てるのは、その犬や猫でも聞こえないらしい、1.5メガヘルツ(150万ヘルツ)の超音波だそうです。音(と光)に関してもっとうんちく

 

治りが早くなるのは確かだそうですが、はっきりした理由はまだ分かっていないそうです。そういえば宇宙飛行士が地球に戻ってくると骨が弱くなっているそうですが、地面と接触のない水泳では骨が鍛えられない(ある意味では逆に弱くなる)のと同じ理由のようです。

 

骨折した時に絶対安静にしているよりも、むしろ地面とのコンタクトがあって振動が伝わった方が治りが早いそうですが、生きものにとっては重力と地面との接触は大変大事なものであるようです。

 

*1

1万分の2秒間当てて、1万分の8秒間休む繰り返しを1日20分

*2

歳を取るとともに、2万ヘルツの数字はどんどん下がります

*3

2万ヘルツ前後の音を出して犬や猫を追っ払う電子機器があり、子どもや若い人にはその音が少し聞こえますが、年配の人には聞こえません。年をとるにしたがって段々と高い方の音から聞こえなくなってきてしまうのです

 

テシェク エデレム

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