1%の才能と99%の努力

1% の才能と、99% の努力って本当でしょうか? エジソンの、1%のひらめきと、99%の努力が間違ってそういう風に使われることがよくあるような気がするのですが、それも本当のところは100% 才能、そして90% 位の努力と10% 位の運ではないでしょうか。 

 

ある程度、例えば世界のレベルに達するには、才能なしでは不可能。そして努力なしでも不可能。 但し才能のみの努力なしでもその逆、つまり才能なしの努力のみをしのぐことはできるようです。 才能恐ろしや...汗。 

 

F1では現在セバスチャンフェッテルが大活躍ですが、今後彼はひょっとするとシューマッハーの記録を塗り替えるかもしれません。 実は彼、もう10年以上も前からカートの世界ではかなり有名で、ゆくゆくはF1で世界チャンピオン!...と、騒がれ続けてきました。

 

名前までは覚えていませんでしたが、当時からもう将来を期待されていたすごい少年がいたのは覚えています。 子供の頃から飛び抜けて速かったのです。 勿論あのミヒャエルシューマッハーも似たようなものだったそうです。 

 

そして10%(?)の運も大事なようで、例えば多くのオリンピック金メダリストが金メダルを取った後に、幸運の女神が微笑んでくれたとしか思えない... という発言が多々あるそうです。

 

どんなスポーツでも(スポーツに限らず何でも)そうですが、特に層の厚いスポーツだと、まず地元でびっくりする位のダントツの成績、地元がいくつも集まった地区のレベルでも勿論ダントツ、県大会辺りでもダントツ、地方選でもダントツ、そして全国大会でもダントツ...というふうに続かないととても世界のクラスへは届きません...汗。 

 

いかに世界が広いか... だから何でもいいのですが、世界一って本当にすごいことですね。 もう20年以上も前、10年位続けてスカッシュに熱中していた頃、ドイツではサッカーほどスカッシュ層は厚くは無いものの、それでも1リーグ(全国レベル)から、数段階下の(地区)リーグまであるのでが、その一番下の方の団体チームで頑張っていました。 

 

そしてその辺りの一番うまい人、私が全くかなわないで赤子のように扱われてしまう位のうまい人が、ドイツランキングNo. 6位の人と試合をしているのを見たのですが、彼が逆に赤子のように扱われているのです..汗。 そして多分そのドイツNo.6 も、世界トップクラスには全く歯が立たないはずです。 すごい層の厚さ..汗。

 

丁度スカッシュに熱中していた頃、仕事の関係で大阪に3ヶ月ほど滞在しました。 当時は大変熱中していたスカッシュを休みたくなかったので、ドイツからわざわざ道具を持って行ってスカッシュのできるところを探しました。 苦労した末に何とか小さなところを見つけたのですが、何でもそこは関西のスカッシュをする人達が集まる関西で一番大きい(?)所とか。 

 

でも実際に行ってみるとドイツのどこの町にでもある小さいスカッシュ場レベル...汗。 日本でのスカッシュ人口の少なさにびっくりしました。 そしてそこに何回か行っているうちに大変上手そうな女性が一人で練習していたので気安く、 練習試合をしませんか? と誘いました。 

 

ボールの扱いがかなりうまくて、 へ~、こんなところにこんなうまい女性がいるんだ~! と少しびっくりしたのです。 そして快く引き受けてくれて試合をしたのですが、上手に見えてもそこはやはり女性。 それ程は苦労せずに勝てたと覚えていますが、試合の後でお話を聞いてびっくり。 彼女は何と元日本チャンピオン!...汗。 

 

その後も日本ランキング8位だったか16位の男性とも試合をさせてもらいましたが、その人には負けてしまったものの、日本ランキングに名前の出ている人達とそこそこに試合ができてしまって本当にびっくり。 でもそれは、決して自分がうまいのではなく、いかに日本のスカッシュの層が薄いかを物語っています..涙。 

 

層の厚い野球やサッカー、柔道や剣道だったらそういうわけには行きません。 そしてその反対の例では、野球やソフトボールは普通日本人が得意とするスポーツ。 でもドイツではそのスポーツ人口は極端に少なく、日本である程度できる人だとこちらで1部リーグで通用するようです。 

 

でも運動神経というヤツでしょうか、スポーツにはやはりそれが欠かせませんね~。 子供の頃に足が速くて野球がめちゃくちゃうまい同級生と一緒にサーフィンに挑戦する機会があったのですが、彼は1,2時間もすると波に(ボードに)乗れるようになってくるのに対して私の方は一向に駄目..涙。 運動神経の違いをまざまざと見せつけられました..汗。 

 

大リーグの一郎選手の小学生の頃の作文(*)が時々紹介されますが、あれは誰でもそういう努力をするとそうなれるというのは多くの子供達に夢を与えてくれて一見いいように思えますが、大人になってその現実を知った時には逆に失望とならないでしょうか..汗。 あれはあくまでも才能もあって努力もした結果だと思うのですが... 

 

つまり、才能があって努力もしたイチローだからできたことで、その彼がたまたまそういう作文を書いていたという... どの子供も全てそのようにしたらなれるというものではないと思います... まあ、思い込み、努力は必要で、しかも才能があるかないかはやってみなければわかりませんね...汗。

 

小学生の頃にイチローが書いた、他の子供達だったら普通遊んでいるであろう時間を削ってまで野球の練習に打ち込んで、将来はプロの野球の選手になってどこかの有名球団に入って、いい収入を得て応援してくれた人達にお礼をするという、大変見上げた心がけの作文のようです。

テシェク エデレム

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