王様の耳はロバの耳

誰でもみんな、知っていることや思っていることを言いたくて、しょうがないんです。よく見かけることですが、二人が話している時、一人の人がしゃべり終わらないうちに、聞いている方が話し始めてしまいます。

 

あるいは、ある二人の間で口論されている内容をよ~く聞いてみると、結局は二人とも似たようなことを言っている、意味しているのにもかかわらず、どういう訳か平行線の口論になってしまっていることがあります。

 

それは、”言いたい欲”(王様の耳はロバの耳) が邪魔をしているからではないでしょうか。ある情報を伝えるという目的が、その目的を達成するための手段であるコミュニケーションの最中に、”言いたい欲” に邪魔されて、目的が入れ代わってしまっています。口論に勝って友やお客さんを失ってしまっては意味がありません。

 

言うよりも聞く方がず~っといいんです。言いたい欲求をじっと我慢すると、相手の欲求をかなえてあげられるから、相手が満足してくれて自分が有利になるのです。あの人は話がうまいと聞く時なども、実はその人は聞き上手で、ほとんど聞いているだけだったりします。

 

耳は二つあって、口は一つしかないから、人の身体の作り自体が言うよりも多く聞くようにできていると言われますが、正にその通り!距離を知るのに音は三次元で聞く必要があるからなんてヤボなことは言うのを止めましょう(笑)。もし耳と口が入れ替わって、二つある左右の口が別々に話し出したらゾッとしますよネ。相手がしゃべり終わるまでジッと待つ。じっと我慢の子で話し終わるまで聞く。

 

このサイトの存在も正にそのひとつ。始まったきっかけこそは、当時既にあった便利な日系某サイトの有料化でしたが、それでもその後は多くの情報をひとりでも多くの人に聞いてもらいたい、王様の耳はロバの耳(*) の気持ちで情報が増えていっています...笑。

 

*王様の耳はロバの耳

 

神様からロバの耳にされてしまった王様が、普段はターバンを巻いて隠しているので分からないものの、王様が行く床屋さんがそのことを知っていて、どうしても黙っていられずに、人里離れた野原(または井戸)に行って穴を掘って(井戸の中に)そのことを喋ったら、あちこちに生えてきた葦が(あちこちの井戸が)そうしゃべってみんなの知ることになったというお話です。

 

妻帯者の方々、奥さん・ご主人と円満にやっていくにはどうしたら一番良いかご存知でしょうか?そうなんです。奥さん・ご主人の話をよく聞いてあげることなんです。いえ、妻帯者とは限らず、人間関係を円満にやっていくのに、全ての人にあてはまることだと思います。

テシェク エデレム

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