水と安全がタダの国日本

日本人は海外でよく盗難にあうようです。 世界のドロボー達にとっては、日本人はひょとしたら一番のカモなのかもしれません。 日本は島国なので、大陸の国々と違って昔から周りの国との争いや奪い合いがなくて安全が当たり前だったからでしょうか。 昔から天災には鍛えられている日本人。 でもドロボーには弱いのかもしれません。 和をもって尊しとなす も、天災が多ければ自然とそうなるような気もします。 昔、子供の頃に自分の田舎である新潟の加茂に行った時に、家から出かけるのに鍵をかけないのに驚いたのを覚えています。 


以前マドリッドへの出張の時に、空港からホテルに着いてチェックインし、喉が乾いたので横の方のバーに飲み物を飲みに行きました。 荷物を直ぐ後ろに置いたまま飲み物を注文したのですが、振り返るともう荷物が無い..? でもそれは僅か数秒の間の出来事。 ホテルの出入り口まではどんなに急いでも十数秒はかかりそうで、しかもおおきなガラス張りで周りがよく見えます。 つまり、あ、これはドロボーじゃないな!? とは思ったものの、心配もしながらホテルののカウンターに行って、ひょっとして今ドッキリカメラみたいなことをしています? とついつい聞いてしまいました..笑。 相手の反応は勿論 ???。 詳しく説明すると、良くあるとのこと。 それでガードマンを雇っているとか。 そう言えばそういったガードマンもチラホラ見えます。


でもあの僅かな間にどこへどうやって荷物を消してしまったのか... 未だになぞですが、何とその日はマドリッドが雪という寒い日。 荷物全て、そして荷物の上にかけたコートまでみんな持っていかれてしまいました。 幸いなことに現地の取引先のスペイン人がすぐに来てくれて領事館へ直行。 確か翌日にはマドリッド領事館(再)発行のパスポートをいただけて、現金等は失ったもののクレジットカード等は悪用されませんでした。 領事館の窓口でついついポロッと、 私はこちらに長いので、こういうのに慣れているのですが、あのタイミングでは手品以外のなにものでもないのですがネ~... 、と申し上げたところ、領事館の職員さんは、ついこの間、ニューヨークから来ていた人も同じようなことを言っていました。...汗。


実はその約2週間後に今度はミラノに出張だったのですが、又しても雪。 現地の取引先さんが空港まで見送ってくれて夕方の便を待っていると、雪のせいで出発時間が少しづつ後ろにずれていきます。 結局夜の12時近くになって欠航。 でも幸いに次の便は翌朝6時頃。 でもこれからホテルを探してそこへ移動して、明日ここに又戻ることを考えると実際に寝れるのはほんの僅かな時間。 しょうがないと、空港のベンチで不貞寝を決め込みました。 でもスペインでの置き引きがあったばかり。 ベンチで浅い睡眠に入るものの、しょっちゅう目が覚めて握り締めた荷物が気になっているのでした。

 

その後も日本から出張で来た人が、空港のゲートを出て最初の喫煙スペースに来て荷物を足の間に挟んで床に置いて一服している間に荷物を持っていかれたこともあります。 多分足でしっかりと荷物をはさんでいないどころか触ってもいなかったのかもしれません。 それにしてもまるで手品。 いえ、サーカスの綱渡りと同じで訓練の賜物なのかもしれません。 他にもモロッコを旅した友人が首から下げていた高級カメラに子供がジャンプして飛びついて、体重をかけて着地した時にはカメラのひももあわれ切れてしまい、カメラを持って走り去られたそうですが、その子供を追いかける友人を周りの子供がみんなで足を引っ掛けて転ばせようとするので結局つかまらなかったそうです。 ちなみにモロッコの中流?~上流?の家庭では、お手伝いさんは玄関で寝るそうです。


島国育ちの我々日本人、日本人の常識は世界の非常識と言いますが、それは良い意味でも悪い意味でもその通りかもしれません。 そう言えば昔イラク戦争が起こる時に、丁度TV で竹村健一さんが 戦争はあり得ません みたいなことを言っていたのですが、確か丁度その翌日に戦争が始まってしまいました。 竹村さんもフルブライトの優秀留学生でアメリカ滞在があったそうですが、きっとその頃のお付き合いは優秀なアメリカ人達ばかりで、まさか考え方の全く違う貧困層とはお付き合いしていないでしょうね~。 竹村さんの常識とフセインさんの常識は全く違うのだと思います..汗。

テシェク エデレム

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