ドイツ人と日本人の違い

人によって気が付く点が違うのでいろいろあると思いますが、それでもやはり一番違うのは、ドイツ人の(良く言えば) ハッキリと分かりやすい点。(悪く言えば) 自己主張の強いところ。

 

日本人の(良く言えば) 謙虚、(悪く言えば) ハッキリしない点ではないでしょうか。日本人から「ノー」の返事はなかなか返ってきません。「検討します」は、「ノー」の返事ができませんと似たようなもの。

 

自己主張が強いのは、小さな頃からそう教育されるからです。昔まだドイツに来たばかりの頃、交通事故を起こしたらすぐに謝ってはいけないと先輩方々に言われました。

 

昔、車にはねられた日本人学生が、虫の息で周りに集まった人たちを見て申し訳なく思ったのか、死ぬ寸前に ”すみません... と、言ったそうです。

 

 

日本流に考えれば、自分は車に轢かれてしまった被害者の立場でも、シリアスな事故が起きて、周りに人が集まった場合、その当事者である者として申し訳なく思っても不思議ではありません。

 

ただしドイツ語で、すみません というようなニュアンスで発言してしまったようで、車の方が加害者であるにもかかわらず、轢かれた日本人学生が悪かったことになってしまったということがあったそうです。

 

こちらで子供を現地校に行かせて分かるのは、ドイツでは小学校の低学年の頃から、自己主張を要求される教育が行われているということです(多分幼稚園でももうその影響は出ていると思われます)。

 

もしペーパーテストの結果が優秀でも、手を上げて発表できない、自分の意見を言えない子は点数をもらえません。つまりドイツ人は自己主張の英才教育を受けているわけです。

 

以前何かで聞いたか読んだお話で、親が自分の子供に何を望むかという質問に対しての日本人の答えは、約7割が人様に迷惑をかけない子供になって欲しいというものでした。

 

それに対するドイツ人の親の答えは残念ながらなかったのですが、中国人の親の場合、同じ7割ほどが集団のリーダーになって欲しいというものだったそうです。 

 

謙遜は美徳の日本人、商社マンやメーカーの営業の精鋭さん達は別としても、やはり交渉には不向きなのかもしれません。以前、日本の経済は一流、外交は三流と言われたのが理解できるような気がします(今は、経済ももう一流ではないようですが...)。

 

子供の頃から自己主張を学校で習うドイツと違って、謙遜を美徳とする国日本。外交が三流になってしまうのはしかたがないことです。

 

ハッキリ しているという点では、例えばドイツでジョギングや犬の散歩をしていると、同じように向こうからジョギングしてくる人とすれ違う時に頻繁に挨拶が交わされます。

 

ところが日本ではジョギングのすれ違いで、こちらに向かって走ってくる人の顔、視線はもう完璧に、あっち向いてホイ でどこか全然別の方を見ているので(笑)、挨拶のつもりはまったくありません(笑)。

 

あるいは町で地図を広げて立ち止まっていると、ドイツ人は必ずすぐに どこに行きたいんだ?(教えてあげるよ!) と寄ってきます。場所にもよるでしょうが、日本ではたぶん無視ですね。

 

それを助かって良いと思うか、ちょっと放っておいてほしいと思うかには個人差があります。ショッピングをしていてお店に入り、店員さんからすぐに声をかけてもらいたい人もいれば、話しかけずに放っておいて欲しい人もいます。

 

では日本人としてそんなに違うドイツ人とどうやったら付き合えるか?それはもう極端にいうと二重人格しかありありません(笑)。日本人に対しては日本人としての顔。ドイツ人に対してはドイツ人(っぽい)顔です(笑)。

 

そうしなければやはりうまくいきません。いえ、ヨーロッパ中を動けば、例えば運転に関して二重人格では足りず、多重人格が必要そうです。

 

パリやイタリアの市内を車で運転して走る時には日本人でもドイツ人でも通用しません。パリの凱旋門の周りのローターりーなどは、かなりの勇気を持たないとロータリーの中に入っていけません。

 

ドイツ人とのことで昔一番がっかりしたのは、かなり仲良くなって親友だと思っていたドイツ人の友人から車を譲り受けるということになった時に、日本なら普通は友人にはかなり安くしてしまうのですが、こちらは友人間でもキッチリとした(普通の) お値段がつきます。子供の友人の親からも子供のものを譲ってもらう時も、日本ならあげちゃうレベルもキッチリと値段がついています。

 

Yes の時も、No の時も、勿論こちらではどちらも早く返事は出てきます。日本人の場合、返事の来ないときはNo と思え。それが良いことなのか、悪いことなのか。

 

以前から大変気になっていることが、車を運転しているドイツ人が、自分の吸ったタバコを、道がまるで灰皿であるかのようにポイ捨てすることです。ひょっとしたらこれも自己主張=自己中の悪い現われ?

 

自己主張は、ちょっと間違えると自己中になってしまいます。実際に自己中のドイツ人は多く、ドイツに住む日本人に最も気になる点のひとつです。

 

日本でそういうことは無かったように思うのですが、何しろ日本での運転歴がほとんど無いので良くは思い出せませんが、ないような気がします。(そんなことありませんよ! 日本でもありますよ! ということでしたら是非お知らせ下さい)

 

でもそういえば私が以前勤めていた日系企業の上司、それも立派な現地販売子会社の社長さん、彼はヘビースモーカーでしたが、どういう訳か彼の車の灰皿はいつもピカピカの空っぽでした。

 

自己主張をさせる教育。性格さえも変えてしまいそうですが、これってひょっとすると自殺者数にも関係しているのでしょうか? 日本では毎年3万人もの人が自殺をしているそうです。毎日毎日82人です。17分毎に1人です...涙。

 

それがドイツではその約3分の1。人口の違いを考慮しても半分以下...でも韓国での自殺者数が日本以上であるというのは何ででしょうか。北朝鮮は含めずに、韓国だけです。

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テシェク エデレム

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