亡くなった人を敬う、思い偲ぶというのは分かります。でもお墓が必要でしょうか?こんなことを言ったら、墓参りを楽しみにしている人に怒られますが、お墓がなくても故人を偲ぶことはできます。ちなみにもし現在のペースでお墓が増え続けると、西暦5千年頃の地球はお墓で一杯になってしまうそうです。

 

冗談はさておき、この問題に突き当たったのは、自分が長男の長男でお墓を守らなくてはならない立場にあるにもかかわらず、日本にいないということもありますが、祖父が死んだ後にその子供たち、つまり自分の親の兄弟たちがどのお墓に入るかでもめたことにあります。

 

祖父は三男だったこともあり、新しくお墓を作ることになりました。まずはそのお墓をどこに作るのかですったもんだがありました。田舎の奥の方にお墓を作りたかった祖父に対して、5人兄弟の長男である父親が、「お墓がそんなに遠くにあったら頻繁に墓参りに行けないな~...」という父親のつぶやき一言で祖父のお墓はすぐ近所に作られました。

 

あまりに単純な祖父の心変わりには思わず微笑んでしまいたくなりますが、今度は祖父が大好きだった叔母の一人がそのお墓に入りたいと言い始めました。叔母は嫁いでいるので、当然そちらにもお墓があります。しまいには祖父の分骨(*)を求めてきました。

 

そしてその分骨は、祖父が既に入っていたお墓のお寺では複雑な問題となる(?)そうで叶いません。死んだ人のお骨のことで後に問題が残ることを、亡くなった人は望んでいるでしょうか?

 

自分が長男の長男なので、まずは責任がついて回る現在のお墓の行方のことを考えなければなりませんが、そういうしがらみさえなければ、自分が死んだ時は海葬か河川葬にしてもらいたく思います。

 

父親の兄弟の間でトラブルの元となっている、祖父と父親が現在入っているお墓も、私がもうすこし長生きして頑張れば、うるさい叔父叔母もそれまでには亡くなってしまうので、そうなったらお骨はみんなどこかで海葬して...

 

お墓の大きさや豪華さは、かけるお金の金額で違ってきます。ピラミッドや古墳を残す王様のレベルなら話は別ですが、一般庶民が死んだ後になってまで、お墓の大きさや豪華さで、生きていた時の自分あるいは父親、先祖の羽振りの良さを表したいものでしょうか...

 

 

* 死んだ人の骨を別々のお墓などに分けること

 

テシェク エデレム

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